プリスクールとインターナショナルスクール、どっちがわが家に合う?
2025年07月06日 更新
プリスクールとインターナショナルスクール、どっちがわが家に合う?~違いを理解して最適な選択を~
「子どもには早い時期から英語に触れさせたい」「グローバルな感覚を養ってほしい」…そんな想いから、お子様の幼児期の教育施設として「プリスクール」や「インターナショナルスクール」を検討される保護者の方が増えていますね。しかし、この二つの言葉、よく耳にはするものの、具体的な違いが分かりにくく、どちらがお子様やご家庭の教育方針に合っているのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!私たちミシェルインターナショナルキンダーガーデンは、群馬県高崎市で「イマージョン教育」を大切にしながら、日本の文化や教育も尊重する独自のバランスを持った幼児教育を提供しています。この記事では、そんな私たちの視点も交えながら、「プリスクールとインターナショナルスクールの違い」を分かりやすく解説し、皆様の園選びの一助となる情報をお届けします。
「プリスクール」と「インターナショナルスクール」それぞれの特徴
まず、それぞれの一般的な特徴と違いを整理してみましょう。
プリスクールとは?
- 対象年齢: 主に2歳~5歳くらいの未就学のお子様が対象です。
- 教育内容: 英語環境の中で保育を行いながら、知育的な活動や遊びを通して英語に親しむことを目的としている施設が多いです。「英語で学ぶ幼稚園・保育園」といったイメージに近いかもしれません。
- 特徴:
- 英語に触れる「時間」や「頻度」は園によって様々です(午前中のみ英語、終日英語など)。
- 日本の季節行事を取り入れたり、日本語でのコミュニケーションを併用したりする園もあります。
- 多くは認可外保育施設です。
インターナショナルスクールとは?
- 対象年齢: 幼稚部(キンダーガーテン)から初等部、中等部、高等部まで一貫教育を行っているスクールが多いですが、幼稚部のみのところもあります。
- 教育内容: もともとは外国籍の子どもたちのために設立された経緯があり、国際的なカリキュラム(国際バカロレア、ケンブリッジ国際認定など)を採用している場合があります。授業や園生活の多くが英語で行われます。
- 特徴:
- 多様な国籍の生徒や教員が在籍し、国際色豊かな環境です。
- 海外の大学進学を視野に入れた教育が行われることもあります。
- こちらも多くは認可外保育施設や各種学校の扱いです。
このように、「プリスクール」と「インターナショナルスクール」は、対象年齢の幅や教育の目的、カリキュラムの国際性などに違いがあります。
わが家にはどっち?選ぶための5つの比較ポイント
では、具体的にどちらがお子様やご家庭に合うのか、選ぶ際の比較ポイントを見ていきましょう。
- 教育目標・カリキュラム:
- プリスクール: 「英語に楽しく触れる」「早期英語教育」「知育」といった点を重視する場合が多いです。日本の幼稚園や保育園の要素を取り入れつつ、英語教育をプラスしているイメージです。
- インターナショナルスクール: 「国際的な視野の育成」「異文化理解」「外国の教育システムに沿った学習」を目指す傾向があります。必ずしも日本の学習指導要領には準拠していません。
- 違いのポイント: お子様に何を一番学んでほしいか、どんな環境で育ってほしいかを明確にしましょう。
- 英語の比重と環境:
- プリスクール: 英語に触れる時間や方法は園によって大きく異なります。英語の歌やゲーム中心のところもあれば、生活全般を英語で行うイマージョンスタイルのところもあります。
- インターナショナルスクール: 基本的に園生活や授業は英語で行われます。ネイティブスピーカーの先生だけでなく、様々な国籍の先生や友達と触れ合う機会が多いでしょう。
- 違いのポイント: どれくらい英語に浸る環境を求めるか、お子様の性格に合う英語との関わり方はどちらかを考えましょう。
- 将来の進路:
- プリスクール: 卒園後は日本の小学校に進学するケースが一般的です。その場合、英語力をどう維持・向上させていくかがポイントになります。
- インターナショナルスクール: 幼稚部から高等部まであるスクールなら、そのまま内部進学や海外の学校への進学も視野に入ります。日本の小学校に進む場合は、学習内容の違いなどを考慮する必要があります。
- 違いのポイント: お子様の将来の進学について、現時点でどのように考えているかが選択の一つの基準になります。
- 費用: 一般的に、プリスクールもインターナショナルスクールも、日本の認可幼稚園や保育園に比べて費用が高くなる傾向があります。施設、カリキュラム、外国人講師の比率などによって費用は大きく異なりますので、事前にしっかりと確認しましょう。
- 施設の認可状況とサポート: 多くの場合、プリスクールやインターナショナルスクールは「認可外保育施設」となります。自治体によっては補助金制度の対象となる場合もありますので、確認が必要です。また、給食の有無、送迎バスの範囲なども生活に関わる重要な違いです。
ミシェルインターナショナルキンダーガーデンの場合
私たちミシェルインターナショナルキンダーガーデンは、「インターナショナルキンダーガーデン」という名称ですが、一般的なインターナショナルスクールの特徴に加え、日本の幼児教育の良いところも積極的に取り入れている点が特徴です。
- 教育理念: 「イマージョン教育」を重視し、園生活は基本的に英語で行います。しかし、代表のポトツキ美智子が掲げる「All Englishでは無く、日本の教育も行っています」という言葉の通り、日本の文化や行事を大切にし、その際は日本語も用います。
- カリキュラム: 英語の時間はもちろん、卒園までにひらがな・カタカナの読み書きや本読みを学ぶ「国語」の時間も設けています。これは、日本の小学校への進学をスムーズにするだけでなく、日本語の思考力が英語の理解も深めるという考えに基づいています。算数、製作、道徳、そして専門講師による運動(お受験対策にも対応)など、バランスの取れた「総合教育」を目指しています。
- 環境: 少人数制と「縦割り保育」により、アットホームで「大きなfamilyのような環境」です。年上の子が年下の子の面倒を見る中で、自然と社会性や思いやりの心が育まれます。
- サポート: 7:30~18:30(最長19:00まで)という長い保育時間、完全給食(アレルギー対応可)、高崎・前橋エリアへの送迎バスなど、共働きのご家庭にも安心してご利用いただける体制を整えています。
私たちは、「国際的な視野を養いながら、自国の文化も深く理解し、発信できる子どもたちを育てたい」と考えています。英語力だけでなく、人としての土台作りも大切にしています。
まとめ:後悔しない選び方のポイント
「プリスクール」と「インターナショナルスクール」、どちらを選ぶにしても、最も大切なのは**「その園がお子様とご家庭の教育方針に合っているか」**です。
- ご家庭の教育方針を明確にする: 何を一番重視しますか?(例:英語力、国際感覚、日本の文化、知育、運動能力など)
- 情報収集と比較検討: ウェブサイトやパンフレットだけでなく、実際に複数の園の情報を集めましょう。
- 必ず見学・体験をする: 園の雰囲気、先生や子どもたちの様子、教育内容を肌で感じることが何よりも重要です。疑問点は遠慮なく質問しましょう。
- お子様の個性を考慮する: お子様がのびのびと楽しく過ごせる環境かを見極めてください。
名称にとらわれず、それぞれの園が提供する教育内容や環境をしっかりと比較検討することが、後悔しない園選びの鍵となります。「プリスクールとインターナショナルスクールの違い」を理解した上で、ぜひお子様にぴったりの園を見つけてあげてください。
ミシェルインターナショナルキンダーガーデンでも、随時見学や説明会を行っております。私たちの教育に少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。