災害時に守れる園の取り組みとは？

2025年09月29日更新

大切なお子様を預ける幼稚園選び。英語教育や知育、のびのび遊べる園庭など、教育方針や環境に目が行きがちですが、自然災害の多い日本で暮らす私たちにとって、決して忘れてはならない視点があります。それは「もしもの時、この園は子どもの命をしっかりと守ってくれるだろうか？」という安全対策です。

実は、入園前の「幼稚園の面接」は、こうした園の安全への取り組みを直接確認できる、またとない機会なのです。この記事では、面接で準備しておきたい質問から、安心して子どもを預けられる園が実践している災害対策、そして私たちミシェルインターナショナルキンダーガーデンの考え方まで、詳しくお伝えします。

まず、多くの保護者様が気になる面接についてです。面接は、ご家庭と園がお互いを理解するための「対話の場」。当園でも、お子様がリラックスして普段の姿を見せてくれることを何より大切にしています。

一般的に、お子様にはお名前や好きな遊びを、保護者様には志望動機やご家庭での教育方針などを伺います。そして面接の最後には、保護者様からの質問の時間も設けられています。

この時、教育内容に関する質問とあわせて、ぜひ「安全対策」についても尋ねてみてください。

【保護者からの質問例】

こうした質問をすることは、お子様の安全を真剣に考えている証であり、園側もご家庭の意識の高さを知る良い機会となります。

では、具体的に幼稚園ではどのような災害対策が行われているのでしょうか。園を選ぶ際のチェックリストとしてもご活用ください。

定期的な避難訓練: 地震、火災、近年では不審者対応など、様々な状況を想定した訓練を定期的に行い、子どもたちがパニックにならず、職員の指示に従って行動できるよう習慣づけています。
防災用品の備蓄: 全園児が数日間過ごせる量のお水や非常食、簡易トイレ、医薬品などを備蓄しているか。
安全な施設・環境: 園舎の耐震性や、棚などの什器が固定されているかなど、物理的な安全が確保されているか。
緊急連絡体制の構築: 災害時に確実に保護者へ連絡が取れるよう、一斉メール配信システムやアプリなどを導入し、定期的にテスト配信を行っているか。

これらの対策は、子どもたちの命を預かる施設として当然の責務です。

私たちミシェルインターナショナルキンダーガーデンは、特別な防災訓練だけでなく、日々の保育環境そのものが、子どもたちの安全を守る基盤になると考えています。

1. 「少人数制」だからできる、一人ひとりへの目配り

当園は、職員の目が行き届きやすい少人数制を採用しています。これは、日常の小さな変化に気づけるだけでなく、緊急時においても、一人ひとりの子どもに寄り添い、的確で迅速な避難誘導を可能にします。

2. 「縦割り保育」で育む、家族のような助け合いの心

異年齢の子どもたちが共に過ごす「縦割り保育」は、当園が目指す「大きなfamily」のような環境の核となっています。避難訓練の際には、年上の子が年下の子の手を引いてあげる光景が自然と見られます。こうした日常から育まれる思いやりの心や助け合いの精神は、いざという時に大きな力を発揮します。

3. 「地域との連携」がいざという時の備えに

園のブログでもご紹介している通り、私たちは地域のイベントに参加するなど、日頃から地域社会との連携を大切にしています。この良好な関係は、災害時に地域の避難所と協力したり、情報を共有したりと、園の中だけでは完結しない安全網を築く上で非常に重要です。

幼稚園選びは、お子様の未来を形作る大切な選択です。素晴らしい教育や楽しい毎日と同じくらい、絶対的な安全と安心が約束されているべきです。ミシェルインターナショナルキンダーガーデンが、日々の保育の中でいかに子どもたちの安全を育んでいるか、ぜひ一度、見学にいらしてその目でお確かめください。